式部の福音書 第2版

地底アイドル式部チャンのブログ

「親子の縁以外はすぐ切れる」と教えられてきたけれど

「親子の縁以外はすぐ切れる」、「人は裏切る」、「他人を信用するな」、「だから、自分だけで食べていける力をつけなさい」そうやって育てられてきました。親を批判するためにこの記事を書いているわけではないです。悲劇のヒロインになりたいからこんなことを書いているわけでもないです。むしろ、今までずっと隠してきたし、他人から自分の親が毒親だと言われることが耐え難かったから。

人を信じない生き方をしてきました。極力頼らず、人を好きになることはあっても自分の気持ちはあんまり言いたくないし、言ったら気持ち悪がられそうだし、縁が切れたらショックだから。だから、私が他人に好かれるために必要なものは対価だと思ってました。だから、勉強したし一生懸命生きてきた。だけど、気付いちゃったんです。私は愛されたいから何かものを差し出そうとしていたけど、愛を欲しがるのに自分は愛を与えられないのってすごく変だなって。人から信頼とか愛とかそういうものを欲しがってるのに自分はそう言ったものを差し出せず心を閉ざしてるのはすごく愚かなのではないかと思った。「惚れたら負け」とか「女の人は2番目に好きな人と結婚する方が幸せ」とか「追いかけられる女になりなさい」とかそういう教えが自意識拗らせ人間を生産してるんじゃないかと思った。思いを押し付けることは誰だってできるけど、相手のことをちゃんと考えて愛するのってめちゃくちゃ難しいしハードル高いと思うんだよね。だから、「独りよがりに思いを押し付ける」ことを愛するって呼んでる人たちが好きな気持ちは隠せって言ってるのかなって。「あなたのことを思ってやってるの」これは愛じゃないもん。苦痛だった。

私は私のことを好きでいてくれる人たちのそばにいたいもん。そのためには私も私のそばにいてくれる友人たちを斜に構えずまっすぐ愛することにチャレンジしていかなきゃなと思った。

そしたら、私から離れていく人もいるかもしれないけど愛があるところには私のことを愛してくれる人たちがたくさん集まってきてくれるんじゃないかなって思った。どうなんでしょう。