式部の福音書 第2版

地底アイドル式部チャンのブログ

新曲を歌うと憂鬱な気持ちになる

新曲「学歴で恋をさせてくれ」って曲なんだけど本当にライブで歌うのがしんどい。盛り上がらないとかじゃなくて(どの曲も最初は全然盛り上がらないので)意外と本心からのコンプレックスを歌にしてしまったみたいで「なんでこんなことをみんなの前で言わなきゃいけないんだろう」みたいな気持ちになる。謎すぎるしキモすぎる。

課長の愚痴を歌う「燃えよ!会社」も

卒論で書いたネトウヨのことについての「愛國心の輪舞曲」も

他界しちゃったオタクのラップの「死んだお前に捧げる歌」も

歌うとスッキリするんです。やだなぁって思ったことをぎゃー!ぎゃー!言って、どうだこの野郎!バカ!みたいな気持ちになるから。

 

ただ「学歴で恋をさせてくれ」は本当にどうしようもなく自分のダメさというかそういうものを再認識させられてしんどくなってくる。

何を歌ってるかって、今までずっと学歴さえ、職歴さえ、ちゃんとしてれば人生なんとかなると思って生きてきたんです。性格はめちゃくちゃまっすぐでいい性格をしてると自負しているけど、恋愛ができない。本当にできない。今まで経歴という鎧をまとって自分を肯定してきたけどそれもそろそろ限界で、ちゃんと人と恋ができないってことが本当にコンプレックスで、自分は子孫を残さないといけないって動物の大前提から外れてる感じがあって本当にダメなんじゃないかって思います。今からでも性格とか考え方を再構築しましょうね。ってことを歌ってるんだけど、本当にしんどい。

 

自分の性格がとても好きなので、子の性格が恋愛から外れてることが本当に悲しいけど、人としてそれがランクが低いと思うと治したい。

ジレンマ、悲しい。

 

だから、学歴で恋が出来ればいいのになって願いを歌ってるんだけど、最終的にはやり直そうって結論に至ったてるんだよね。自分でもわかってるんだ。だから、歌うと悲しくなる。

 

何度も歌えばこういう自分のことも受け入れられるのかなって思う。